TikTokはショート動画を視聴や投稿ができるソーシャルメディアプラットフォームですが、ライブ配信もできます。
この記事では、TikTokのライブ配信のやり方や配信する際の条件を紹介していきます。

TikTokライブとは
前提として、TikTokにおけるライブ配信とはどのような機能なのか、解説します。
TikTokライブとは

TikTokライブ(TikTok LIVE)とは、TikTokアプリ上でリアルタイムに動画を配信できる生配信機能のことです。
クリエイター側では、ライブ配信をすることで、ユーザーにリアルタイムの状況を伝えることができたり、投げ銭を受け取って報酬を得ることができます。
ユーザー目線では、普段動画で見るクリエイターとリアルタイムで交流することができます。
TikTokライブ配信をするメリット

TikTokでライブ配信するメリットは以下の4つです。
▶︎TikTokライブ配信をするメリット4つ
・リアルタイムで情報を発信できる
・レコメンド機能により認知度が上がりやすい
・悪質なコメントやアカウントはブロックできる
・簡単にコラボ配信ができる
ライブ配信の最大の特徴は、リアルタイムで情報発信できることです。
また、ライブ配信中に視聴者はコメントを入力することができ、配信者はコメントに答えることができます。
そうすることで、ユーザー目線では、普段は動画で見るクリエイターとリアルタイムで会話をしている感覚になることができます。
クリエイターは、悪質なコメントやアカウントはブロックすることができるので、安心して配信することができます。
フォロワーとコミュニケーションをとりたい場合は、積極的にライブ配信すると良いでしょう。
TikTokライブ配信の収益化の仕組み

次にTikTokライブで収益化する仕組みを3つ紹介します。
①Creativity Program Betaを利用する
Creativity Program Betaとは、動画の再生回数に応じて収入がもらえるシステムのことです。
動画の回数が多ければ多いほど高い報酬を得ることができます。
②ライブ配信で投げ銭を受け取る
投げ銭とは、視聴者から配信者に向けて送られるギフトのことをいいます。
TikTokでの投げ銭は、2円ほどから5万円ほどと、100種類以上のものから選べます。
投げ銭の約30〜50%が報酬として配信者の手元に入ると言われています。
③企業案件を受ける
企業案件とは、企業から依頼を受けてTikTokで企業の商品やサービスを紹介して報酬をもらうことです。
「#PR」とついている投稿は、企業案件を受けた動画であることを示しています。
ただ、企業案件を受けるには、ある程度のフォロワー数が必要です。
すぐに収益化する仕組みではないので、徐々に自分のアカウントを育てながら企業案件を狙っていきましょう。
TikTokライブ配信は誰でもできる?最新の条件とは

※2025年3月時点
TikTokライブは誰でも配信できるわけではありません。配信するには一定の条件があるため、紹介していきます。
1. 登録した年齢が18歳以上である
まず、TikTokのアカウントを登録した際に年齢が18歳以上である必要があります。
TikTok自体は16歳以上から登録できますが、ライブ配信ができるのは18歳以上なので注意が必要です。
2. フォロワーが1,000人以上である
TikTokではライブ配信ができるのは「18歳以上で、フォロワー1,000人以上の質の高いコンテンツ」と定めています。
2024年2月時点ではフォロワー数100〜300人程度で条件がクリアできると言われていましたが、安全性を考慮してなのか、最新の条件ではフォロワー1,000人以上と厳しくなっています。
TikTokでのライブ配信のやり方
ここからは、TikTokライブの配信方法を紹介していきます。
1. アプリでライブ配信をする手順
まずはTikTokのアプリ内でライブ配信する方法を紹介します。

・下部メニューにある「+マーク」をタップする
・動画の種類から「LIVE」を選択する
・「ライブを開始」をタップして配信開始
2. PCでライブ配信をする手順
次にパソコンからライブ配信する方法です。
PCでライブ配信をする場合、OBS Studioをインストールする必要があります。
◼︎TikTokライブをPCから配信する手順
・ブラウザからTikTok(https://www.tiktok.com/ja-JP/)を開く
・自分のアカウントでTikTokにログイン
・左メニューから「Go LIVE」ボタンをクリック
・サーバーURLとストリームキーを取得し、ストリーミングソフトで映像を配信
3. コラボ配信
コラボ配信とは、他の人と同じ画面でライブ配信する方法のことです。
コラボ相手のフォロワーにもライブを見てもらえるので、認知の拡大やフォロワーの増加を狙えます。
◼︎TikTokライブのコラボ配信の手順
・配信中画面左下の「コラボマーク」をタップ
・相互フォローしている友達かレコメンドされた配信者を選んで招待を送る
・招待が承諾されたらコラボ配信開始
TikTokでライブ配信ができない時の対処法

ライブ配信できない事象が起きた時の対処法を3つ紹介します。
①フォロワー数を増やす
TikTokのライブ配信をする際は、「18歳以上でフォロワー1,000人以上」という条件があります。
フォロワーが足りない場合は、まず動画投稿を充実させてフォロワーを増やしていきましょう。
②ライブ権限が付与されるまで待つ
TikTokライブを配信するための条件を満たしているのに配信できない時は、権限が付与されるまで待ちましょう。
条件が満たされてから権限が付与されるまで、1週間程度かかることがあります。
③TikTokに問い合わせてみる
条件を満たしてから1週間経っても権限が付与されない場合は、TikTokに直接問い合わせてみましょう。
明確な答えがもらえない可能性もありますが、何かヒントになるかもしれません。
また、TikTokライブ配信の条件に、「コンテンツの質の高さ」もあるので、今一度自分の過去の投稿も見直してみましょう。
TikTokライブ配信をする際の注意点4つ

次にTikTokでライブ配信する際の注意点を4つ紹介します。
①個人情報が流出する恐れがある
TikTokライブは良くも悪くもリアルタイムの情報を伝えることができます。
ライブ配信中に自宅の場所が特定できるものが写ってしまったりすると、個人情報の流出につながります。ライブ配信する際は十分に注意しましょう。
②ストーカー被害に遭う恐れが高まる
先述したように、個人情報の流出の恐れがあることでストーカー被害に遭う恐れが高まります。
例え、外であっても今いる場所を特定し、その場所まで来てしまうことも考えられます。
リアルタイムで配信されてしまうが故に、動画の内容を事前に確認できないため、十分に注意して配信しましょう。
③ルールを守らなければ強制終了になる
TikTokが設けているルールに違反すればライブが強制終了される可能性があります。
設けられているルールは以下の通りです。
▶︎TikTokライブで違反となる行為
・14歳未満が配信しているコンテンツ
・危険な行為
・自殺や自傷行為、摂食障害
・成人ヌードと性行為
・いじめやハラスメント
・ヘイトによる振る舞い
・暴力的で過激な行為
・なりすましや虚偽
・犯罪行為や武器の使用の推奨
・ギャンブル関連
・プライバシーの違反
安全を保つためにも、ルールは守るようにしましょう。
④アーカイブ機能がない
TikTokライブにはアーカイブ機能がないため、保存したり後から見返すことができません。
リアルタイムで参加することしかできないため、ライブ配信する際は視聴者にスケジュールを告知しておきましょう。
まとめ
TikTokライブを配信する際の方法やメリット、注意点について紹介してきました。
TikTokライブはフォロワーとコミュニケーションを取ったり、認知を広げたりするのにとても便利なツールです。
ただ、個人情報の流出等の注意点もあるので、しっかりルールを守り楽しく安全にライブ配信できるように心がけましょう。
\20社限定TikTokマーケ無料相談実施中/
コメント