この記事ではTikTokにYouTubeのリンクを貼る方法や、そのメリット・注意点について紹介していきます。

TikTokにYouTubeのリンクを貼る方法

早速、TikTokのプロフィールにYouTubeリンクを追加する方法を解説します。
この設定をすることで、プロフィールを閲覧したユーザーを直接YouTubeに遷移させることができます。
◼︎TikTokにYouTubeのリンクを貼る方法
①「プロフィール」画面を表示し、「プロフィールを編集」をタップ
②「リンク」をタップ
③「YouTube」をタップし、リンクを追加する
TikTokにYouTubeのリンクを貼るメリット

ここでは、なぜTikTokからYouTubeに誘導することがおすすめなのか?その理由を解説していきます。
YouTube Shortsが誕生した
1つ目はYouTube Shortsが誕生したことです。
YouTube Shortsとは、YouTubeが提供する短尺動画(ショート動画)のフォーマットのことです。最大60秒の縦型動画を投稿でき、TikTok同様にスワイプで次々と視聴できるのが特徴です。
YouTube Shortsの誕生により、TikTokと同じ縦型・短尺フォーマットがYouTube内で定着し、TikTokユーザーが違和感なくYouTubeへ移行しやすくなりました。
さらに、Shorts動画から通常のYouTube動画やチャンネル登録への導線が強化され、TikTokで短尺コンテンツに慣れた視聴者をYouTubeの長尺コンテンツへと誘導しやすくなりました。
TikTokとYouTube両方のフォロワー(登録者数)が増える

2つ目はTikTokとYouTube両方のフォロワー(登録者数)を増やすことができるからです。
TikTokからYouTubeに飛んでくれるユーザーは、動画の内容に強い興味を持ってる層と言え、そういったユーザーは、TikTokとYouTube共にフォローしてくれる可能性があります。
複数のSNSのフォロワーが伸びれば、自身のサービスや商品の認知も拡大しやすくなります。
動画をよく視聴するユーザーを獲得できる
3つ目は動画をよく視聴するユーザーを獲得できるからです。
TikTokユーザーは動画を見ることに慣れているため、YouTubeのような長尺動画に対してもあまり抵抗がない可能性が高いです。
動画慣れしているユーザーをTikTokからYouTubeに流入させることで、YouTubeの再生回数や登録者数も伸ばしやすくなります。
リンクを貼る以外のTikTokからYouTubeに誘導する方法
リンクを貼る以外にも、TikTokでYouTubeの切り抜き動画を投稿することで、YouTubeに誘導することができます。
切り抜き動画とは、長いYouTubeの動画の要点や面白いシーンのみを切り抜いて短い動画にしたものを指します。
▼クリエイター本人による切り抜き動画例
@tsubasa_yuppi_kirinuki 彼氏の脇が酸っぱいせいで彼女の鼻が狂った🥺#つーさんとゆっぴ #つーさんとゆっぴ切り抜き #youtube #同棲 #復縁 #カップル ♬ オリジナル楽曲 – つーさんとゆっぴ切り抜き動画
要点や続きが気になるシーンを切り取って、「続きはYouTubeで」等の文言を入れることで、YouTubeに誘導することができます。
切り抜き動画は、最近人気の動画ジャンルなので覚えておくと良いでしょう。
TikTokからYouTubeに誘導する際の注意点

TikTokからYouTubeに誘導することはメリットも多いですが、注意すべき点もあるので紹介していきます。
①必ず収益化できるわけではない

TikTokかYouTubeに誘導できても、必ず収益ができるわけではありません。
YouTubeの収益化には以下の条件があります。
主に収益化の対象になるのは長尺のYouTube動画なので、YouTube Shortsに誘導するだけでは収益化は難しいです。
だからこそ、切り抜き動画を活用し、ユーザーに続きが気になった状態でYouTubeに流入してもらうことが大事になってきます。
②TikTokの音源がYouTubeで使用できないことがある
YouTubeはTikTokより著作権の審査が厳しいことがあります。
そのため、TikTokの音源がYouTubeで使用できないという事象が発生します。
音源が使用できないと無音の動画が流れてしまったり、YouTubeのアカウントの審査に影響したりするので、動画をアップロードする際は使用できる音源かを確認しましょう。
③視聴者の分析をする

TikTokやYouTubeを伸ばすためには、常に最新情報を仕入れユーザーのニーズに合った動画を投稿する必要があります。
そのため、自身のアカウントやチャンネルの視聴者はどんな動画を求めているのか、常に分析する必要があります。
SNSのトレンドの移り変わりはとても早いので、トレンドや視聴者のニーズに合った動画を発信できるように、視聴者の分析は欠かせないようにしましょう。
④YouTubeのアルゴリズムも要確認
TikTokとYouTubeでは利用ユーザーや、アルゴリズムが微妙に異なります。
だからこそ、TikTokだけでなくYouTubeアルゴリズムを意識することが必要です。
それぞれのSNSの人気の動画の傾向を把握し、SNSごとに投稿する動画を最適化していけば、どんなSNSも伸ばすことができるようになります。
ただ、全てのSNSを分析するのは莫大な時間と手間がかかるので、分析ツールや運用代行を活用してみるのも1つの手段です。
尚、TikTokのアルゴリズムについては以下の記事で解説していますので参考にしてみてください。
⑤切り抜き動画はアプリ内で編集する
YouTubeの切り抜き動画は、TikTokのアプリ内で編集・加工する必要があります。
他のアプリを使って編集してしまうと、以下のトラブルが起きる可能性があります。
- おすすめに表示されなくなる
- 新規ユーザーを獲得できない
- 再生回数を増やせない
- フォロワー数を増やせない
TikTokのアプリ以外で編集してしまうと、運営側が品質の悪い動画と判断し数字を伸ばしにくくなるというデメリットがあります。
そのため、切り抜き動画を編集する際はTikTokのアプリ内で完結するようにしましょう。
⑥一貫したコンテンツで投稿
闇雲に色んな動画を投稿するよりも、一貫したジャンルのコンテンツを投稿するようにしましょう。
一貫性があるアカウントは、ユーザーにとってもどんなアカウントか認識しやすくなります。
そして、継続して投稿し続けることでユーザーの認知も広がっていきます。
⑦シャドウバンに気をつける

シャドウバンとはTikTokの運営側がアカウントに制限をかけることを指します。
シャドウバンが起きると、気づかないうちにおすすめに表示されなくなったり、いいねやコメントが減ったり、ハッシュタグに紐付けられたかったりというデメリットが起きます。
そうならないために、以下の3つに気をつけてください。
7-1 ハッシュタグをつけすぎない
ハッシュタグをたくさんつけると、ユーザーに検索してもらいやすくなるというメリットがありますが、その反面、運営側に悪質と判断されシャドウバンの原因になり得ます。
ハッシュタグは投稿内容に沿っているもののみを使用するようにしましょう。
7-2 基本的に外部リンクへ誘導しない・リンクを貼っていることを言わない
リンクという文言を明確に文章にしてしまうとシャドウバンの対象となり得ます。
リンクという直接的な文言を避け、あまりリンクを張っていることを強調しないようにしましょう。
7-3 リンクを貼り過ぎない
外部リンクを大量に貼り付けるとシャドウバンの対象になります。
本当に必要なリンクを見極め、必要最低限だけ貼り付けるようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
TikTokからYouTubeに誘導する方法や、そのメリット・注意点について紹介してきました。
TikTokのプロフィール欄にYouTubeのリンクを貼り付けたり、切り抜き動画をTikTokに投稿することで、ユーザーをYouTubeに誘導することができます。
TikTokからYouTubeへの誘導がうまくいけば、双方のSNSを伸ばすチャンスになるのでぜひ試してみてくださいね。

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